いいやん!大分

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農業と福祉の連携 農福サポーター

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今回の「いいやん!大分」が特集するのは「農業」と「福祉」。
一見、異なる分野に思える2つの連携が進んでいるんです。
昨年大分市がスタートした「おおいた農業と福祉の連携推進モデル事業」。
農業、福祉それぞれの悩みを解決するために進められている連携です。
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農業が抱えるのは、高齢化や担い手不足、遊休地が増えているなどの課題。
一方、福祉では、農業や農産加工を行う障がい者施設などが増えていますが、専門知識の不足などで生産性が上がらずに悩んでいる施設もあります。
2つの分野、それぞれの課題。
その解決に向けて、誕生したのが「農福サポーター」です!
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農業や農産加工の専門知識や経験を持ち、障がい者施設などに対し、農産物の栽培や農産加工に関する指導や助言、作業補助を行う「農福サポーター」。
番組では、昨年の9月からこの「農福サポーター」を利用している「社会福祉法人シンフォニー」へ伺いました。
広い畑に植えられている様々な野菜。
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とても充実しているように見えますが、そこに至るまでには苦労がありました。
人手はあるけど、知識が足りずに上手くいかなかった当初。
悩みも多かったようです。
そんなときに知ったのが「農福サポーター」の存在。
農福サポーターの泥谷さんとの出会いが現在の成功に繋がっています。
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JAおおいた大分市女性部に所属し、普段は1人で野菜を育て市場などへ出荷しているという泥谷さん。長年にわたる農業の経験と知識を「シンフォニー」へ伝えています。
そのおかげで従業員のみなさんも、楽しみながら野菜作りに励めるようになりました。
みなさんに泥谷さんについて聞くと、
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「優しくて教え方がていねい」「勉強になる」「教えてくれるのがうまいので野菜がたくさん育つ」と、農福サポーターの存在の大きさをうかがい知ることができました。
管理責任者の松尾さんは「泥谷さんは師匠」と言い切ります。
従業員の個性も考えながら教えてくれる泥谷さんにいつも助けられているようです。
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出荷したところから「おたくの野菜は評判がいい」と言われるのも泥谷さんのおかげなんだとか。
農福サポーターや、この制度を利用したい障がい者施設等は、随時受け付けています。
詳しくは、生産振興課(097-537-5770)へお問い合わせください。
農業と福祉、私たちの生活に大切な2つ。どちらも幸せにできるって素敵ですね。
昨年スタートしたばかりの「農福サポーター」、これからも注目です!

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《地上デジタル放送》
★OBS大分放送 12月7日(水)18:55~
《各ケーブルテレビ局》
★OCT大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

放送:平成28年12月7日(水)18:55~ リポーター:財前 真由美

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