火の始末はしっかりと～火災予防～

冬から春の空気が乾燥している時期に発生しやすい火災。大分市では、昨年125件の火災が発生しています。火に対する正しい知識を得てしっかりと予防しましょう。

番組では大分市消防局に伺い火災予防、被害を最小限に抑えるために大切な「いのちを守る７つのポイント」を教えてもらいました。


まずは習慣として、
・寝たばこは絶対にしない
・ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する
・こんろなどのそばから離れるときは、必ず火を消す


といった注意が必要です。
さらに、
・逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器の設置・維持管理をする。
・寝具や衣類からの火災を防ぐために、 燃えにくい防火製品を使用する。
・初期消火のために、住宅用消火器などを設置する。
・高齢者や体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。


といった対策も重要になってきます。
「住宅用火災警報器」は約９年前に設置が義務付けられましたが、設置後そのままにしている場合は機種によって「電池切れ」の可能性もあるとのことです。
いま一度正常に動作するかチェックをしましょう。


さらに、１０年が経過すれば内部の電子部品が劣化する可能性もあるので、本体の交換をおすすめします。
火災を防ぐのは私たち一人ひとりの心がけ。
自分自身と大切な人を火の危険から守りましょう。

―３月１日から７日は「春の火災予防運動」―
【一日消防局長】
日時：３月１日（火）午前９時１０分から正午
場所：パークプレイス大分
内容：大分のご当地ヒーロー「パワーシティオーイタ」が火災予防の広報活動を行います。


【防災講演会】
日時：３月４日（金）午後１時３０分から３時（午後１時開場）
場所：コンパルホール１階 文化ホール
演題：「かしこく つよい子どもに育てよう～今までになかった防火防災教育を子どもたちに～」
講師：長谷川 祐子氏（元在日米海軍消防隊予防課長、リスクウォッチ代表）
みなさんぜひお越しください。

《地上デジタル放送》
★ＴＯＳテレビ大分　2月14日（日）11：45～
《各ケーブルテレビ局》
★ＯＣＴ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク
★ＥＯＳ東大分システム