未来の強い味方！かた昼消防団

今回の「いいやん！大分」、特集するのは「消防団」。
火災発生時の消火活動に、常日頃からの防災。
地域にとって欠かせない消防団は現在約2,200 人の市民が活動しています。

しかし、近年は少子高齢化が進み、団員数の減少や団員の高齢化などが課題に・・・。
その対策として、大分市が今年度から育成を進めているのが「かた昼消防団」です！
「かた昼消防団」とは、小学校高学年から中学生で結成される未来の消防団のこと。

子どもたちが半日、地元の消防団員と一緒に消防や防災活動を体験することで、防災意識を高めてもらい、将来の消防団員の育成や地域の防災力の向上などを目指しています。
今年度新たに「日岡」「吉野」「大在」で「かた昼消防団」が結成されました。
番組では、１１月６日（日）に行われた結団式へ潜入。

既存の賀来分団を含む４分団の代表者８人が出席しており、消防団旗授与や、法被・帽子の貸与。
さらに、力強い決意表明が行われた
「昨今の震災や台風などの災害から大切な人や町を守れる“かた昼消防団”を目指していきたい」という言葉の通り、子どもたちの表情にもその決意がにじみます。

そして、結団式を終えた子どもたちは、消防局内で放水訓練、はしご車搭乗訓練の体験を行いました。放水ホースの重さ、はしご車の高さ、普段の生活では出来ない体験に、消防団という仕事の大変さを改めて感じた子どもたち。貴重な経験となりました。
そして、結団式が終わり、自分たちの地域に戻ります。

日岡分団の「かた昼消防団」が向かったのは「平和市民公園」。
地元では新たに加わった仲間を歓迎するために大勢の人が集まっていました。
60歳が定年という消防団。
分団長の牧さんは「高齢化でどんどん人が減っている中、未来の消防団員を育てるために“かた昼消防団”を立ち上げた」とお話しして下さいました。

地域の安全を守る頼もしい味方「かた昼消防団」。
これからの活動に注目です！

《地上デジタル放送》
★ＯＢＳ大分放送　11月23日（水）18：55～
《各ケーブルテレビ局》
★ＯＣＴ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク
★ＥＯＳ東大分システム