新しい味力！？挑戦！ジビエ料理

今回の「いいやん！大分」、特集するのは「ジビエ」！
全国的にも注目が集まっている「ジビエ料理」の魅力に迫ります。
そもそも、ジビエというのは野生の動物を指す言葉です。

代表的なところでは、シカやイノシシなどが「ジビエ料理」の食材として知られています。
畜産ではなく、自然の中で生きる動物なので、まずは捕獲をするところからスタートするわけですが、そもそもなぜジビエが料理として人々のもとへ届くのか？

そこには猟師さんたちの並々ならぬ努力があります。
近年、田畑を荒らす「有害鳥獣」と呼ばれる野生動物の問題が深刻化しています。
これからの季節だと特に「米」の被害が心配になってきますが、被害は食べられるだけではありません。イノシシなどが少しでも畑の中に入ってしまうと、農作物に獣の匂いがついてしまい売り物にならなくなるという話もあるそうです。


番組では大分市でも数少ない女性猟師の広畑さんにお話しをうかがいました。
「野生動物の生態をよく知ることが重要」と話す広畑さん。
猟を行うにあたって気をつけていることは「衛生面」ということです。
「昔とは違い、ジビエが一般的に浸透している今では動物の毛一本入っていても大問題」
捕獲から血抜き・解体までのスピード。そういったことに注意しながら食材として提供できるジビエ猟を行っているそうです。

有害鳥獣といえど、捕獲後にただ埋めてしまうだけでは「命」が無駄になってしまう。
適切な処理を行えば美味とされるジビエ。
広畑さんが行っているのは無駄な命を作らないための活動です。
そんな猟師さんたちが大変な思いをして捕獲したジビエ。
大分市ではさらなる販路拡大のために様々な団体と連携した活動を行っています。

ジビエの加工・販売を行う「株式会社 椿説屋（ちんぜいや）」では現在ある新商品を開発中です。
番組では財前リポーターもその商品を試食。
果たして何の肉を使った料理なのか？そしてその味は？
気になる内容はぜひ放送でご覧ください。
そして、その「ジビエ料理」を１０月２９日（土）３０日（日）の「おおいたマルシェ」で無料配布します。ぜひ試食してみてください。
栄養面でも「高たんぱく」「低脂肪」と嬉しい特徴のあるジビエ。
おいしく食べやすく進化している、大分の新しい味力。
みなさんも機会があれば挑戦してみてはいかがですか？
《地上デジタル放送》
★ＯＢＳ大分放送　10月19日（水）18：55～
《各ケーブルテレビ局》
★ＯＣＴ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク