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差別のない明るい大分市をめざして―12月4日から10日は人権週間―

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12月4日から10日は人権週間です。
人権は誰もが生まれながらに持っている大切な権利。
特に今年は、部落差別の解消が国の責務であり、国民的課題であると明記した「同和対策審議会答申」が出されてから50年を迎え、大分市では「差別のない街・おおいた」の実現に向けて、様々な取り組みが行われています。差別のない明るい大分市をめざして、平成16年に策

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定した「大分市人権教育啓発基本計画」にもとづき、市民と行政が一体となって人権教育・啓発に取り組んでおり、人権週間にちなみ「おおいた人権フェスティバル」「人権フォトコンテスト」「人権講演会」「旭ふれあい祭アーチ」などが開催されました。
他にも社会教育では、地域の公民館などを中心に地域の実情に応じた懇談会などが行われ、学校教育では、子どもの発達段階に応じた教育活動全体を通しての人権教育を行っています。
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今回、番組では11月12日に坂ノ市公民館で行われた人権・同和問題専門講座を訪れました。「あれから50年~差別をなくす取り組みは誰のため!?」と題したこちらの講座では、1970年以前に実際の就職活動で使用されていた「社用紙」を用いたグループワークや、教科

書無償化につながった過去の悲劇についての講話など、多くの人が差別が存在した歴史に深く考えさせられていました。そして、教育の現場では11月13日に大東中学校で行われた実践交流会の様子をご紹介。道徳の公開授業などを中心に子どもたちが「自分自身の大切さ、他のStill1127_00042

人の大切さ」について多くの子どもたちや他校の先生たちが学んでいました。そして学ばれていたのは学校だけではありません。ホルトホール大分1階にある人権啓発センター「ヒューレおおいた」では、豊府小学校の5年生147名が妊婦擬似体験、高齢者擬似体験などを行い、

様々な立場の目線を経験することで多くのことに気が付いたようです。「ヒューレおおいた」は人権に関する情報の発信や学習・交流の場とStill1127_00011

して利用することが可能です。ぜひ一度足をお運びください。そして大分市では「登録型本人通知制度」を行っています。住民票や戸籍謄本などを本人の代理人や第3者に交付した場合、事前に登録した本人に通知する制度で、この制度によって不正請求の早期発見や人権侵害を防

止することができます。ご利用には事前登録が必要となりますので、市民課窓口または各支所、明野出張所、旭町文化センター、ヒューレおStill1127_00049

おいた、地区公民館の窓口で手続きを行ってください。差別を許さないという認識を多くの人が行動に移すことで、不正利用を抑止する力を

示すことができます。人権・同和問題を自分自身が関わる身近な問題として受け止め、自分を大切にし、そして相手も大切にすることが人権を考える第一歩。正しい知識と行動で、「差別のない街・おおいた」を築いていきましょう。

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《地上デジタル放送》
★TOSテレビ大分 11月28日(土)16:10~
《各ケーブルテレビ局》
★OCT大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

放送:平成27年11月28日(土) 16:10~16:25 リポーター:岡野 涼子

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