いいやん!大分

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大分の新たな味力をお届け!

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今回の「いいやん!大分」が特集するのは大分の「食」。
豊かな大自然が生んだ海の幸に山の幸。大分市が誇る農林水産物に生まれた新たな可能性にスポットをあててご紹介します。みなさんは「6次産業化」という言葉をご存知ですか?
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生産から販売、流通までを同じ場所で手がけ、1次産業から3次産業までの力を掛け合わせた商品づくりのことです。大分市でも、市内で生まれ育った商品を「おおいた産品」として、研究・開発や販路拡大に向けて支援しています。番組ではそんな「おおいた産品」を探して庄の原にある「石釜キッチン&カフェぶらぼぅ」にお邪魔しました。
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こちらで創られた商品は「ボーブラ大名のおみくじポンランタン」。
ボーブラというのはポルトガル語で「カボチャ」という意味。さらに、大分市でも古くからカボチャのことを「ボーブラ」と呼ぶそうです。
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それもそのはず、実は日本に初めてカボチャが伝わったのは当時の大分市、豊後だったと言われています。
大友宗麟が統治し南蛮交流が盛んに行われていた時代に、ポルトガルから宗麟公に献上されたカボチャが後に日本全国に広がっていくカボチャの祖先だったんです。
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その名も「宗麟カボチャ」。普通のカボチャに比べ水分が多く甘みが少ないため、通常の料理に利用されることは少ないのですが、この特徴に目を付けて誕生したのが前述の「おおいた産品」。
「宗麟かぼちゃ」をパウダー状にしてクッキー生地を作り、中には大分産の玄米を使ったポン菓子やカボチャの種をStill0331_00033
キャラメリゼにして詰め込んでいます。優しい甘さの中にサクサクとした食感が特徴で、試食した財前リポーターも絶賛していました。生みの親である神田さんが「おおいた産品」を通じて伝えたいのは、大分が生んだ伝統野菜の味と歴史的背景。
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より多くの人に知ってもらうために様々なアイデアを駆使して誕生した「ボーブラ大名のおみくじポンランタン」、ぜひご賞味ください。番組でご紹介した以外にも多くの「おおいた産品」が市内で生まれています。

大分市が力を結集させる「6次産業」。それによって広がる、大分生まれ、大分育ちの商品。
大分市の豊かな農林水産物が持つ可能性はまだまだ広がっていきそうです。これからも目が離せませんね。

Still0331_00042 《地上デジタル放送》
★TOSテレビ大分 4月3日(日)11:45~
《各ケーブルテレビ局》
★OCT大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

放送:平成28年4月3日(日) 11:45~ リポーター:財前 真由美

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