いいやん！大分【大分市テレビ広報番組】

12月４日～10日は人権週間

１２月４日～１０日は人権週間です。
大分市では、「差別のない明るい大分市」を目指して、平成１６年に策定した「大分市人権教育・啓発基本計画」にもとづき、市民と行政が一体となって人権教育・啓発に取り組んでいます。
社会教育においては、公民館などの社会教育施設を中心に、生涯の各期に応じた人権学習が展開しています。
学校教育においては、子どもの発達段階に即し、教育活動全体を通して人権教育を行っています。今回の番組では、大分市が取り組む「人権・同和問題専門講座」と「人権・同和教育実践交流会」を紹介します。

同和問題をはじめ、あらゆる人権問題の解決には、教育が大きな役割をもっています。
大分市では、公民館などで、各地域の実情に応じた「人権・同和問題専門講座」を実施し、社会教育の面でも人権・同和教育の推進を図っています。
「人権・同和問題専門講座」は、差別を正しく認識し、社会の中に根強く残っている同和問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決を図る、意欲と実践力をもった人間を育成することを目的としています。

同和問題をはじめとするあらゆる人権問題を解決するためには、人権尊重の精神を暮らしの中に生かしていく行動力を身につけなければいけません。
大分市では、学校教育でも人権・同和問題をテーマに、「人権・同和教育実践交流会」を実施しています。
現在、大分市内の小・中学校では、「協力」「参加」「体験」を指導方法の基本原理とし、人権に関する知的理解を図る学習や人権感覚を育む学習を重ねています。

「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」ができるようになり、それが具体的な態度や行動に現われるような子どもの育成を目指しています。