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「佐賀関・野津原の魅力再発見」~大分市・佐賀関・野津原合併10年~

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大分市は、平成17年1月に佐賀関町と野津原町と合併し、来年1月で10年を迎えます。
両町の豊かな自然や歴史・文化、産業などは、大分市の新たな魅力として加わりました。
今回の番組では、合併10年を記念し、合併のあゆみを振り返るとともに、佐賀関、野津原の魅力を紹介します。

住民サービスの向上や安定的な財政運営を目的に、平成15年から17年にかけて多くの市町村が統合した「平成の大合併」。
そのような中、大分市では、平成16年に合併協議会を設置し、同年16年7月に合併協定調印式を行いました。
そして、平成17年1月に新大分市としてスタートしました。
佐賀関と野津原との合併によって、両地域の豊かな自然や歴史、文化は、大分市の新たな魅力となりました。

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関あじ・関さばで有名な佐賀関は、速吸(はやすい)瀬戸と呼ばれる豊かな漁場(ぎょじょう)に恵まれ漁業の町として栄えてきました。
また手付かずの自然が残る高島は、天然記念物のウミネコの産卵場所として有名で、毎年数千羽が飛来します。
さらに、佐賀関は古来より海上交通の要地で、「早吸(はやすい)日女(ひめ)神社」は、肥後藩主・細川氏によって造られた総門や本殿が当時の面影を今に伝えます。

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佐賀関の中心部に建立されており、海上安全の神・厄除開運の神として古くから、佐賀関は元より、海に携わる多くの人々の信仰をあつめています。
また、初詣のスポットとしても人気です。

 

佐賀関の見どころは、まだまだあります。
日本の渚百選に選ばれている「黒ヶ浜」は初詣スポットとしても知られ、海岸沿いに見える「ビシャゴ浦・姉妹岩」に架かるしめ縄の間から昇る朝日は素晴らしいものです。

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続いては、野津原の魅力を紹介します。
大分県のほぼ中央部に位置する野津原は、桜やラベンダー、キャンプ場が楽しめる緑豊かな「平成森林公園」をはじめ、江戸時代の農家の住まいを知る貴重な資料として国指定重要文化財に指定されている「後藤家住宅」などが見られる、自然と歴史に彩られたまちです。

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中でも有名なのが「今市石畳」で、肥後藩主加藤清正公が、関ヶ原の戦功により授かった豊後鶴崎と熊本を結ぶ肥後街道です。
1864年には、幕府の勅命を受けた勝海舟が坂本龍馬を連れてこの石畳を踏み長崎往還をしました。
「丸山(まるやま)八幡社(はちまんしゃ)」は、肥後熊本城主の加藤清正が、参勤交代の安全を祈願して創建したのが始まりといわれ、中でも見どころは、日光東照宮の門を模した楼門です。
また、楼門には、初詣に縁起が良い十二支が彫刻されていることで有名です。

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平成27年は、大分市と佐賀関と野津原が合併して10年の記念すべき年です。
佐賀関と野津原、地域が長年大切にしてきた自然や文化は、大分市が県内、そして全国に誇るべき宝となりました。
大分市では今後も両地域の魅力を生かしたまちづくりを進めていきます。

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《地デジ》
★OBS大分放送

本放送は12月13日(土)17:15~17:30
再放送は12月20日(土)17:15~17:30

《ケーブルテレビ》
★OCT(大分ケーブルテレコム)
★OCN(大分ケーブルネットワーク)

★STV(佐賀関テレビ)

放送:平成26年12月13日(土)17:15~17:30 リポーター:岡野 涼子

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