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東日本大震災から5年 ―防災の今―

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平成23年3月11日に発生した東日本大震災。
未曾有の被害をもたらした震災は、私たちに多くの教訓を残しました。
あれから5年が経ったいま、災害に対してわたしたちができることをもう一度考えてみましょう。
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現在、その可能性が危惧されている「南海トラフ地震」は発生すれば大分市にも大きな影響があると言われています。
「南海トラフ」と呼ばれる四国南の海底を東海地方から九州地方まで伸びる深い溝を震源として起こる「南海トラフ地震」は、今後30年以内も70%程度の確率で発生が予想されています。
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規模はマグニチュード8クラスの巨大地震で、被災地域も広範囲にわたるとの予測もあります。
大分市もその範囲に含まれており、強い揺れや津波が襲う可能性が想定されています。東日本大震災を思い返すと恐ろしさが甦る津波。
具体的な対策としては大切なポイントが3つあります。
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「地震の揺れの程度で判断しない」
地震が起こった時の揺れだけで津波の発生は判断できません。危険地域ではまずは避難を最優先に。
「避難には車を使わない」
道路状況が分からない災害時は、原則として車で避難するのはやめましょう。
「遠くよりも高くに」
Still0308_00040すでに浸水が

始まっていたら「より高い」ところに逃げましょう。
また、大分市では、津波警報が発表された際、高台まで避難するのが困難な場合に緊急的に避難することができる「津波避難ビル」や「津波避難場所」を指定しています。
万一に備え、自宅や学校、勤務先などから近い、これらの場所を確認しておきましょう。
そして個人や家庭以外に、地域で取り組む防災も重要です。番組では2月28日に行われた国分地区の防災会による合同防災訓練を取材しました。訓練で行われているのは実際に最寄りの1次避難地を使用した避難訓練や消火訓練。
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主催者、参加者とも熱心に取り組んでおり、訓練を通じて改めて防災について考える時間となったようです。災害から身を守るためにわたしたちにできることは少なくありません。
まずは身近な取り組みから始めてみてはいかがでしょうか?
大分市では、防災情報を携帯電話やパソコンで受信できる「大分市防災メール」の登録、津波をはじめとした、市内で発生が予想される災害に対する知識と備えをまとめた「わが家の防災マニュアル」の確認を推奨しています。ぜひご利用ください。
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5年前の3月11日。誰もが言葉を失った東日本大震災。
月日が流れ、防災に対する意識は風化していないでしょうか。
災害から身を守るのは普段からの心がけ。もう一度防災について考えてみませんか?

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《地上デジタル放送》
★TOSテレビ大分 3月13日(日)11:45~
《各ケーブルテレビ局》
★OCT大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

 

 

放送:平成28年3月13日(日)11:45~ リポーター:財前 真由美

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