地域のまつりが、いいやん！「闇夜に物々交換？！萬弘寺の市」

    

 

暗闇の中、「かえんかえ～」の掛け声とともに物々交換を行う伝統の祭りがあります。
今回の「いいやん！大分」は、大分市坂ノ市で1400年以上受け継がれるまつり「萬弘寺の市」の魅力をお届けします。

 

大分市坂ノ市で、毎年5月18日から1週間、開催される伝統のまつり「萬弘寺の市」は、大分県三大市の1つ。
今年も屋台が並ぶ縁日や地域の人による催しが行われ、多くの人でにぎわいました。
そして、期間中の土曜日の早朝に、1400年以上の伝統を守り続ける行事が行われました。

なんと、早朝の暗闇の中で「物々交換」を行うのです。

暗闇の中で「物々交換」が、いいやん！

今年は約２００人の人が参加。
物々交換では、「かえんかえー（交換しませんか）」の掛け声で、持ち寄った品物を一つ、二つと交換していきます。

交換する品物は、地域で採れた野菜や魚など、様々です。

物々交換の由来は、今から約１４３０年前、聖徳太子が父君の用明天皇を供養するため萬弘寺に御堂を建立。
多くの参拝者が早朝に訪れ、地元の海産物や農産物などを持ち寄ったのがはじまりと言われています。

1400年以上続く伝統の「萬弘寺の市」は、地域の人に愛され、大切に守られる、活気ある、まつりでした。

 

《地デジ》
★ＯＢＳ大分放送

放送は６月３日（水）18：55～19：00

《ケーブルテレビ》
★ＯＣＴ（大分ケーブルテレコム）
★ＯＣＮ（大分ケーブルネットワーク） 　　
★ＥＯＳ（東大分システム）