友好の架け橋～大分市武漢市友好都市締結35周年～

今年で友好都市締結35周年を迎えた大分市と中国・武漢市。
両市の交流は、35年間絶え間なく活発に行われ、友好の絆を強めてきました。

今回の番組では、３５年間絶え間なく続いている大分市と中国・武漢市の友好のあゆみを紹介します。

 

 

大分市の友好都市である中国・武漢市は、総人口１０２２万人の中国の中部地域、最大の都市です。
中国大陸のほぼ中央に位置しており、昔から交通や商業の要衝(ようしょう)として栄えました。
現在では、中国経済圏の中心に位置し､中国ビジネスの中心拠点として多くの企業から注目され、今後も高い成長が期待されています。
歴史的には三国志や辛亥革命の舞台として有名です。





1974年、中国・武漢市の武漢鉄鋼コンビナートの近代化プロジェクトに、新日本製鐵大分製鐵所が選ばれ、市民間の往来が次第に頻繁になっていきました。
１９７６年５月、当時の大分市長、佐藤益美氏が武漢市を表敬訪問し、友好都市の締結を申し入れました。
１９７９年９月、大分市で友好都市締結の調印式を盛大に行い、日中間としては全国で１１番目の友好都市となる歴史的な契りを結びました。

友好都市を締結して以来、経済、農業、スポーツ・文化など幅広い分野で交流し、これまで7,000人以上の人たちが往来しています。



１９８１（昭和56）年　第一次武漢市農業実習生受け入れ（４月）
１９８４（昭和59）年　平成市民公園「武漢の森」落成（9月）
大分国際車いすマラソン大会に武漢市選手初参加（11月）
２００３（平成15）年　ビジネスチャンス創出事業「大分・武漢経済セミナー」開催（10月）
２００６（平成18）年　武漢事務所（武漢市内）を開設（5月）
２００９（平成21）年　「大分フェアin武漢」開催（11月）
２０１３（平成25）年　大分産品のアンテナショップ「GateWay」を開設（5月）
２０１４（平成26）年　自治体国際交流表彰受賞（6月）
友好都市締結35周年（9月）

また、教育交流も盛んに行われ、小学校と中学校が武漢市の学校と友好交流を行っています。
大分大学は、華中理工大学、武漢市立江漢大学などが友好提携を結び、多くの留学生が学んでいます。

 



武漢市との交流３５年目の今年は、注目のイベントが行われるます。
10月に行われる「おおいた夢色音楽祭」に武漢市のミュージシャンが参加。
さらに、１２月には、締結３５周年の目玉事業として、『武漢雑技団の大分公演』を行います。

武漢雑技団は、１９５３年に創設されて以来、１５０か国以上で公演を実施しており、国内外の数々の賞を受賞している中国国内でも屈指の雑技集団です。

チケット料金も武漢市政府の協力により、友好都市価格となっています。
今年の年末は大分市で本物の中国雑技の魅力を堪能してください。



武漢雑技団特別公演『楚風漢韻』　～楚を巡る時の旅～

【 日時 】　平成２６年１２月１０日（水）、１１日（木）　開場：午後６時００分～／開演午後６時３０分～

【 会場 】　iichiko総合文化センター　iichikoグランシアタ
【入場料】　１階席　３，５００円　２・３階席　 ２，０００円
※ 全席指定 　≪９月１日（月）販売開始≫

【チケット取扱】　大分市国際化推進室（本庁舎５階文化国際課内）電話：０９７－５３７－５７１９
トキハ会館３階プレイガイド　電話：０９７－５３８－３１１１
チケットぴあ/ローソンチケットで好評販売中
※未就学児ひざ上無料。但し、席が必要な場合は有料となります。



《地デジ》
★ＯＢＳテレビ　→本放送は９月６日（土）17：15～17：30
再放送は９月13日（土）17：15～17：30

《ケーブルテレビ》
★ＯＣＴ（大分ケーブルテレコム）
★ＯＣＮ（大分ケーブルネットワーク）
★ＳＴＶ（佐賀関テレビ）