ごみ減量！環境にやさしいまちへ～11月1日から家庭ごみ有料化スタート～

これまで豊かで便利な暮らしを求めてきたわたしたちは、一方で大量のごみを発生させ、それが地球環境へ大きな負荷を与えてきました。
大分市では、次の世代へ豊かな自然環境を引き継いでいくため、資源を有効に活かす循環型の社会づくりをめざした、さまざまな取り組みを行っています。
そのような中、さらなるごみ減量とリサイクルを目的に、11月１日から「家庭ごみ有料化」が始まります。



 

今回の番組では、家庭ごみ有料化の内容、そして、ごみ減量のワンポイントをご紹介します。

大分市での「燃やせるごみ（可燃物）」と「燃やせないごみ（不燃物）」の排出量は近年、横ばい状態から増加に転じています。
また、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」の中には正しく分別されていないごみが依然として多く含まれており、リサイクル可能なごみがなんと約１５、０００トンも含まれています。
このようなことから、大分市ではごみ減量・リサイクルをより一層進めるために、家庭ごみ有料化を11月１日から実施します。



家庭ごみ有料化とは、家庭の「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」を有料の指定ごみ袋に入れて出してもらうものです。
ごみ減量とリサイクルの推進が目的で、ごみを正しく分別することにより、家庭ごみの中に含まれているリサイクルできる紙類などの「資源物」を多く回収することができ、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」の量を減少させることができます。
また、有料化に伴う手数料収入は、ごみステーションの管理費の助成や生ごみ処理機器購入費の補助など、さらなるごみ減量とリサイクルの推進に活用していきます。



家庭ごみ有料化の対象となるごみは、『燃やせるごみ』と『燃やせないごみ』です。
指定有料ごみ袋に入れて出してください。
指定有料ごみ袋は、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」のどちらでも使えます。缶・びん、ペットボトル、資源プラなどは、今までどおり透明・半透明の袋で出してください。



指定有料ごみ袋は全部で５種類あります。
４５リットルが３１５円、３０リットルが２１０円 ２０リットルが１４０円、１０リットルが７０円、５リットルが３５円、各１０枚入りで販売します。

指定有料ごみ袋は、大分市内のスーパー、コンビニエンスストアなどで取り扱っています。取扱店の情報は大分市ホームページで随時更新しています。

また、大分市では、「燃やせるごみ」の多くを占める「生ごみ」の減量化を最重要課題と捉え、生ごみ処理機器購入補助、生ごみ処理容器（コンポスト・ボカシ）貸与、段ボールコンポストの支給を実施しています。

指定ごみ有料袋を購入の際に今一度、家庭のごみについて考えてみてください。
そのごみは減量できないのか、リサイクルできないのかということ。
そのことで、いつもよりワンサイズ小さいごみ袋で済むかもしれません。

ごみを減らし、リサイクルすることは地球環境を守ることにつながります。
次の世代に豊かな自然環境を引き継ぐために、皆さんのご協力をお願いします

《地デジ》
★OBSテレビ

本放送は10月4日（土）16：45～17：00

再放送は10月11日（土）17：15～17：30

《ケーブルテレビ》
★ＯＣＴ（大分ケーブルテレコム）
★ＯＣＮ（大分ケーブルネットワーク）
★ＳＴＶ（佐賀関テレビ）