「やさしさが強さになる仕事　女性消防士（前編）」

日々訓練に励み、昼夜問わず命の最前線で働く消防士。男性の仕事という印象が強い職種ですが、大分市消防局では女性も活躍しています。今回は大分市南消防署の消防隊に所属する内田樹里さんに密着した前編をお届けしました。消防署の朝は車両の点検から始まります。火災現場での消火活動や、人命救助・救出のほかにも、市民の火災予防意識の醸成や建物・施設への立ち入り検査・指導、火災の原因調査といった仕事も行っているそうです。現在、大分市消防局で働く職員は全部で５０８人。そのうち女性はたったの８人と貴重な存在です。一緒に働く男性消防士に内田さんの印象を聞くと、細かい気配りや気づかいがあり、とても頼りになる存在とのこと。内田さん自身も、性別にかかわらず仕事に励むことができていると感じているそうです。命を預ける仲間ということもあってか、家族のように信頼しあう仲の良さが伺えました。
 

 

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