いいやん!大分

トップページ > これまでの放送 > 「ぶらり歴史散歩~滝尾地区編~」

これまでの放送

「ぶらり歴史散歩~滝尾地区編~」

普段何気なく歩いている身近な場所に眠る歴史を歩いて巡る「ぶらり歴史散歩」シリーズ第7弾!今回は滝尾地区を巡ってきました。

●滝尾百穴横穴古墳群(大分市指定史跡)
滝尾中学校の校庭にある史跡で、火山層の崖に上下四段に形や大きさもさまざまな穴が75個空いています。群集墳と呼ばれる古墳で、古墳時代後期にはこのタイプの古墳が多く作られたそうです。遠くから見ると蜂の巣のような、見ごたえある史跡となっています。

●松平忠直居館跡
徳川家康の孫にあたる、松平忠直が滝尾地区で生涯を終えたことを示す石碑と看板が立っています。もとは現在の福井県藩主だったものの、参勤交代を怠るといった横暴なふるまいから現在の大分市への移住を命じられやってきたそうです。

●曲石仏(県指定史跡)
二つの石窟が並び、向かって左側には平安時代の終わりから鎌倉時代初期の作とみられる阿弥陀三尊像が。右側の大きな石窟は「釈迦堂」といわれ、左右の壁面には多聞天と持国天像が彫られています。その間に鎮座する釈迦像と伝えられている石仏は室町時代の作とみられ、頭と体と両ひざがそれぞれ別の石を集めて組み立てられているとても珍しいものだそうです。山の中の雰囲気と相まって、情緒あふれる石仏の様子を楽しむことができました。みなさんも郷土の歴史を歩いて巡ってみませんか?

 

 

★TOSテレビ大分 2月20日(日)11:45~
《各ケーブルテレビ局》
★J :COM大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

放送:2月20日(日)11:45~ リポーター:財前 真由美/首藤 将太(野良レンジャー)

いいね! ツイートする
ページトップ