通水９０周年！水道の歴史を知ろう

今回の特集は今年で通水９０周年を迎えた大分市の「水道」。
私たちのライフライン、その歴史と秘密に迫ります！
昭和２年の当初、約１４００世帯７５００人と市内中心部にしか供給されていなかった水道水。
現在では、約２１万世帯４６万人と、市内のほぼ全域へ安心・安全な水が運ばれています。
市民増加に合わせた、４次にわたる拡張事業。

市内各地で浄水場が順番に作られ、その浄水方式も変化していきます。
蛇口をひねれば出る水。
そのもとは河川や地下水などの自然な水です。
それらの水質を厳しくチェックして、私たちの家庭用水へ整えるのが浄水場。
水道によって供給される水には水質基準が規定されています。

初めて定められた１９５８年当時の項目は２６項目でしたが、現在は最新の科学に従い５１項目。
検査技術の向上と共に汚染物質の性質や健康への影響に関する研究も発展。
汚染物質が新たに判明したり、健康への影響濃度がより明らかになってきたことから規定される水質基準もより高水準になってきました。
法律で定められているのは蛇口から出る水での水質検査。
しかし、大分市では蛇口から出る水だけでなく、さらに浄水場での出来たての水道水やそのもととなる川の水や井戸水に対しても水道水と同じように検査を行っています。


そして、法律で定められた５１の基準項目だけでなく、全部で約２００項目を検査する大分市の水道。
 厳しい検査が安全な水道水が作っています。
検査結果はホームページでも公開中。
安全な水であることがいつでも確認できます。
そして、実は今年度、２０年ぶりの改定で水道料金が値下げされたのをご存知ですか？
 
さらに、たくさん水を利用する事業者の方などは「大口使用者等特別料金制度」に申請すれば大幅に減額される可能性があります。
対象者は、地下水利用者・年間３，０００立法メートル以上使用する大口使用者で２カ月の使用水量が一定値（基準水量）を超える方の水道料金を減額されます。
詳しくは水道局のホームページをご覧になるか、水道局料金センター窓口までお問い合わせください。
災害時にも欠かせない水道水。
そのライフラインを確保するために耐震管の採用も進められている大分市の水道。
 
平成３１年には大分川ダムの完成が予定されており、さらに安定供給できるようになります。
いつでも安全な水が運ばれる大分市の水道。
蛇口をひねるだけで水が飲める生活は実は幸せなことかもしれません。
【８月１日から１週間は「水の週間」！】
「おおいた水道フェスタinいこいの道2017」開催！
日時：８月５日（土）午後１時～５時
 
場所：大分いこいの道
内容：
水道水をおいしく飲む「ウォーターバー」
夏休みの自由研究にも役立つ「水質実験」
各種ゲームコーナー
水道局マスコットキャラクター「みずタン」とのふれあい
かき氷の配布

《地上デジタル放送》
★ＯＢＳ大分放送　7月5日（水）18：55～

《各ケーブルテレビ局》
★Ｊ：ＣＯＭ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク
★ＥＯＳ東大分システム