いいやん!大分

トップページ > これまでの放送 > 大分市歴史資料館テーマ展示 大分の刀剣

これまでの放送

大分市歴史資料館テーマ展示 大分の刀剣

Still0131_00000
戦いの道具でありながら、国宝になるような文化財的価値を持ち、 ときには信仰の対象とされることもある刀剣。
今回はあまり知られていない、大分市と刀剣の歴史を紹介します。
日本の刀剣の歴史は平安時代中期ごろからはじまったとされ、その中でも備前・山城・大和・相模・美濃は「五ヶ伝」と呼ばれ、数多くの名刀を生み出している国として有名でした。
Still0131_00004
実は大分も五ヶ伝に次ぐ刀剣の生産地として知られているんです。
大分市の刀剣生産の一大拠点は現在の鶴崎地区。
鎌倉時代から栄え、大友時代の後半に生産のピークを迎えたと言われています。
大友氏による統治が終わった後も、肥後熊本藩の飛地となり、藩の庇護のもと江戸時代を通じて栄えました。

Still0131_00014
高田鍛冶の中には各地へ散り、活躍するものも出てきます。
「切れ味」に定評がある実用刀としても好まれた豊後刀。
再び栄えた時代は江戸から幕末まで代々続き、江戸時代全体を通じて420人の刀工が知られています。
Still0131_00022
これは全国3位の数字です。
今回の展示は刀剣から鞘などの装飾品まで、郷土の歴史の流れのなかでとらえるとともに伝統的文化財としての価値を見直し、一般の方々に親しんでもらうことを目的に開催します。
詳しい情報を番組で予習して、大分市歴史資料館でぜひご覧ください。

Still0131_00027
《地上デジタル放送》
★TOSテレビ大分 2月11日(日)11:45~
《各ケーブルテレビ局》
★J:COM大分ケーブルテレコム
★OCN大分ケーブルネットワーク
★EOS東大分システム

放送:2月11日(日)11:45~ リポーター:財前真由美

いいね! ツイートする
ページトップ