「大分市歴史資料館テーマ展示Ⅰ」

◆津々浦々～諸領入り交じる大人気の港町～◆

江戸時代の大分市にはたくさんの港があり、海を介して日本各地と繋がっていました。第一章では、江戸時代の名所案内図「杵築府内間山水図巻」をもとに江戸時代から続く地名が現在も残っていることや、描かれた船の様子から当時の港町としての賑わいを伺うことができます。続く第二章では初公開となる「諸国奇観」の「豊後靏崎」を展示しています。「諸国奇観」は、江戸時代に江戸・日本橋の商人が実際に全国をめぐり当時の名所を描いてまとめた書物で、大分市では鶴崎と佐賀関が選ばれました。鶴崎が全国でも注目の港町だったこと、また、とても写実的に描かれているため、これまで知られていなかった江戸時代の鶴崎の様子を見ることができる貴重な資料となっています。そして第三章では、肥後熊本藩だけでなく臼杵藩や岡藩など海上交通の重要な拠点として人気を博していた鶴崎地区をさらに詳しく紹介しています。九州の玄関口として港を中心に栄えた大分市の新たな魅力がたっぷり詰まったテーマ展示をぜひご覧ください。
 

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【会期】６月２７日（日）まで
【開館時間】午前９時から午後５時まで
※入館は午後４時３０分まで
【休館日】月曜日、第１火曜日※祝日、第１月曜日を除く
祝日の翌日※土日の場合は開館
【観覧料】大人　210円　高校生　100円
中学生以下　無料

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★OBS大分放送　5月19日（水）18:55~
《各ケーブルテレビ局》
★J ：ＣＯＭ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク
★ＥＯＳ東大分システム