「大分の味力～関ぶり～」

一本釣り漁場として知られる佐賀関で古くから漁師の間で歌い継がれる「関の鯛つり唄」にも登場する「ぶり」は地域の人にとってはとっても身近な魚のひとつです。昨年の漁獲量は約239トンで、関あじ・関さばに次ぐ人気を誇っています。新鮮な魚にこだわる大分県漁協佐賀関支店では、見た目で重さを判断する「面買い」で生きたままの関ぶりを買い付けます。いけすで魚を落ち着かせたあと、１匹１匹丁寧に人の手で「活けじめ」にし、関あじ・関さばと同じように大切に扱われている証であるタグシールをつけて県内のほか福岡などに出荷されています。寒さとともに旬を迎える関ぶり。今回は活けじめしてすぐの刺身と活けじめして２日熟成させた刺身を食べ比べさせてもらいました。活けじめしてすぐの刺身はコリコリと食感が抜群！熟成させると、身にまわった脂が舌でとろけ、凝縮された旨味が広がり…こちらも絶品です。「関ぶり」をまるごと１匹買ってみなさんもぜひお試しください。
 

★ＯＢＳ大分放送 2月3日（水）18:55~
《各ケーブルテレビ局》
★J ：ＣＯＭ大分ケーブルテレコム
★ＯＣＮ大分ケーブルネットワーク
★ＥＯＳ東大分システム