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「ぶらり歴史散歩~大南編~」

普段何気なく歩いている身近な場所に眠る歴史を歩いて巡るシリーズ第5弾!今回は大南地区の戸次本町を紹介しました。

●戸次川古戦場跡
戸次といえば、知っておきのが「戸次川の戦い」!戦国時代、九州制覇を狙う薩摩の島津軍が豊後に侵攻し、大友・四国連合軍と激戦を繰り広げました。その舞台となったのが現在の大野川の河川敷です。戸次では例年、この合戦をテーマにしたおまつりも開催され、今も人々の間に語り継がれている史実です。

●戸次本町
江戸時代には所領入り交じっていた大分市。その南の出入り口にあたる戸次は、古くから交通の要衝として重要な場所でした。戸次本町を縦断する道路は日向街道の名残で、この道にそって臼杵藩の在郷の町として江戸時代から明治時代初期にかけてとても賑わっていたそうです。当時の建物が現在も数多く残る、大分市でも有数の歴史情緒あふれる町です。

●帆足本家
戸次本町の中心にある帆足本家の「富春館」は国登録文化財に指定されています。臼杵の名棟梁・高橋団内が1863年(慶応元年)に建てたもので武家の家構えが特徴となっています。農家でありながら、酒造業も営んでいた帆足本家には、立派な酒造蔵が併設されています。大分市に寄贈されたのち、大分市指定有形文化財として明治時代末期の姿へ復元され、当時の酒造りの様子が分かる貴重な場所として現在も多くの人に親しまれています。

★TOSテレビ大分 10月17日(日)11:45~
《各ケーブルテレビ局》
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★EOS東大分システム

放送:10月17日(日)11:45~ リポーター:財前 真由美 首藤 将太

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