赤瀬川原平の芸術原論展 ~1960年代から現在まで~ 大分市美術館
前衛芸術家、漫画家・イラストレーター、芥川賞作家・エッセイスト、写真家といった複数の顔を持ち、時代とともに駆け抜けた芸術家が大分市と深い縁を持つことを知っていますか?
その芸術家の名は「赤瀬川原平」。
今回の番組では、大分市美術館で2月22日(日)まで開催中の「赤瀬川原平の芸術原論展―1960年代から現在まで」を紹介します。
4歳から高校1年生の初めまで大分市で育った赤瀬川原平は、日本の現代美術史において揺るぎない地位を築いた前衛芸術家であり、芥川賞を受賞した作家でもありました。
本展覧会では、独創的な作品と発想によって、2014年10月に没した後も人気の赤瀬川の活動の全貌を、初期作品から未完成となった《引伸機》まで作品・資料約430点により紹介します。
赤瀬川原平は、とてもひとことでは言い表せないほど多彩な活動を展開してきました。
卓越した観察眼と思考力を駆使して、平凡な事物や常識をほんの少しズラし、転倒させることを好みます。
そうすることで見慣れた日常を、ユーモアに満ちた新鮮な作品へと変えてしまうのです。
・代表作「押収品・模型千円札Ⅲ梱包作品(かばん)」
・市美術館蔵 「トマソン黙示録 真空の踊り場・四谷階段」など
また、赤瀬川原平の兄で作家の赤瀬川隼氏と同級生だった建築家の磯崎新氏にインタビュー。
当時の思い出や展覧会の感想を伺いました。
今まで赤瀬川原平の活動が本格的に紹介される機会はあまりありませんでした。
大分が育んだ芸術家、赤瀬川原平の多彩な魅力が満載の展覧会です。
ぜひこの機会に大分市美術館で「赤瀬川原平」の世界を体験してください。
大分市美術館の時別展「赤瀬川原平の芸術原論展―1960年代から現在まで」は、2月22日(日)まで開催中。
【入場料】 一般 800円 高校生・大学生600円
中学生以下のお子様は市内・市外問わず無料。
《地デジ》
★OBS大分放送
本放送は1月17日(土)17:15~17:30
再放送は1月24日(土)17:15~17:30
《ケーブルテレビ》
★OCT(大分ケーブルテレコム)
★OCN(大分ケーブルネットワーク)
★STV(佐賀関テレビ)